チーム西臼杵の快挙たたえる祝賀会

【ＪＡ高千穂地区】

　鹿児島県で開かれた第12回全国和牛能力共進会で出品牛全頭優等賞や内閣総理大臣賞獲得に貢献する好成績を残した「チーム西臼杵」を祝う祝賀会が14日、高千穂町で開催されました。関係機関、団体などから約110名が出席し快挙をたたえた。
　チーム西臼杵は、第3区若雌と第7区脂肪の質評価群で優等賞首席を獲得。高千穂町岩戸の佐藤孝輔さんが「尚栄」号を出品した第7区では、内閣総理大臣賞受賞の歴史的快挙の立役者となった。その他にも、第4区繁殖雌牛群と第6区総合評価群で優等賞2席を獲得するなど、全共での宮崎県4連覇へ大きく貢献しました。
　祝賀会では、全国和牛登録協会宮崎県支部の長友明博局長が、出品者9人へ一人一人感謝状を贈呈し、全共へ向けて戦ってきた思いと感謝を伝え、今後の活躍を期待した。
　主催者のＪＡ高千穂地区佐藤友則組合長は「様々なプレッシャーの中で代表を勝ち取り日本一を獲得したチーム西臼杵に感謝と敬意を表したい。美味しさ日本一という称号を得たことで、今後の販売にも期待したい」とあいさつした。
　出品者を代表して第4区に出品した藤原和昭さんは「関係機関、行政、地区の振興会など様々な方のご尽力ご支援をいただき日本一を勝ち取ることができた。これからも西臼杵の畜産、宮崎の畜産に寄与していきたい」と話し、出品者は安堵の表情をみせていました。