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北諸県地区茶業青年会とJA都城、都城市、北諸県農業改良普及センターは11月下旬の3日間、都城茶認知度アップに向けた販促活動、お茶の嗜好傾向調査のため、東京都・埼玉県を視察しました。構成員や職員8人が参加した。
同青年会では毎年「お茶一杯の日」に生産者のお茶を持ち寄って販促活動を行い、都城茶の知名度、魅力を都城市民に発信しているが、リーフ茶の消費が伸び悩んでいることから、本視察を計画。視察では小売り茶のコンテスト「日本茶AWARD TEA PARTY 2022」に参加し、上位入賞茶の特性から嗜好傾向を調査。「櫻井焙茶研究所(日本茶専門店)」「品種茶専門店 心向樹」を視察し、お茶の魅力の伝え方、品種特性を活用した販売技術などを学んだ。また、新宿みやざき館KONNEでは宮崎県総合農業試験場茶業支場で育成された「きらり31」の試飲会を行い、コンセプト作りを目的としたアンケート調査を実施しました。
参加したJA職員は「認知度の低さに課題があった都城茶をPRできて良かった。都城茶・きらり31の滋味・香気に対する意見は賛否両論あったが、多数の意見をいただいた。今後の販促活動向上への懸け橋になると思う」と話した。
JAでは今後も引き続き都城茶の販促活動を行い「きらり31」などの品種の特徴を活かした販売戦略で、産地活性化、所得の安定化に取り組みます。