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- 広がる活躍の場 トラクター操作技術学ぶ/女性農林漁業者が研修
延岡市内の農山漁村女性組織(9組織)で構成する東臼杵北部地区農山漁村女性サポート協議会と東臼杵農林振興局は12月6日、延岡市長浜町の東臼杵北部農業改良センターで機械操作研修会を開きました。女性農林漁業者16人が参加し、トラクター操作やアシストスーツ体験などを通して交流を深めた。
同研修会は担い手として貴重な女性の活躍の場を広げるため定期的に開催している。室内研修を終えた参加者は近隣のほ場で実習。JA延岡地域農業振興支援センターの木原広道課長らがトラクターの操縦や農業機械のメンテナンス方法などを指導した。木原課長らは「農業機械を活用すると活躍の場が広がる」とする一方で、事故防止のため「作業中一時停止するときはわずかな時間でも必ず動力を切ること」など安全意識の徹底を訴えました。
農作業の負担を軽減するアシストスーツ体験では、20キロの重さの肥料を軽々とかかえることができ「凄い。力持ちになったみたい」と感心していた。
JA延岡女性部で東臼杵北部地区農村女性リーダー会の甲斐亜季さんは「トラクターの実習が勉強になった。改めて基本を学び真っすぐに進めるようになった」と笑顔で話した。