
宮崎県しいたけ振興会(事務局:JA宮崎経済連)は1月下旬、北浦小学校4年生に向けて、原木乾しいたけの食育講座を行いました。生産量全国2位を誇る本県の乾しいたけについて、理解醸成や地産地消の促進を図るのが目的。県内4校の小中学校で行っている。
講座では経済連米穀特産課の城井誠仁審査役が乾しいたけの生産量や栽培方法、栄養について説明。椎茸問屋(株)本吉の尾畑美香子氏を講師に乾しいたけの袋詰め体験や出汁の試飲、「乾しいたけのピザ風」の調理実習を行った。児童らは、乾しいたけを触ったり、香りを嗅いだりして、乾しいたけを楽しみながらも真剣に学んだ。
参加した児童は「栽培方法などを初めて知り、生産者がとても苦労して育てていることが分かった。今後も美味しく感謝しながら食べたい」と感想を述べた。
同振興会の担当者は「県産乾しいたけのPRを強化し、消費拡大に努めていきたい」と話しました。
