
「高岡文旦」の初競りが2月13日、宮崎市中央卸売市場で行われました。初日に持ち込まれた1.3トンは次々と競り落とされ、最高は5kg箱入りに3千円の値が付いた。
高岡文旦はJA宮崎中央たかおか文旦研究会に所属する生産者が主に宮崎市高岡町内で栽培する柑橘。市場に出回る数量や期間が短く希少価値が高い。甘さと酸味のバランスも良く、薄皮がむきやすいのも特徴。
今年は1月下旬から収穫と出荷を行っている。15戸の生産者が、3月上旬までに30トンの出荷を計画する。
福元貴宏会長は「台風や寒波の影響にも負けず立派に育ち、例年通りの良いものに仕上がっている。皮を剥いた瞬間からはじけ出る果汁、香りを楽しんでほしい」と挨拶しました。
