
JA都城は3月7日、都城市高木町に2月末に完成したJA都城農業管理センターと本所事務所の落成式を行いました。宮崎県の河野俊嗣知事、JA宮崎中央会の福良公一会長ら約130人が出席した。
これまでの農業管理センターと本所事務所は、建設から50年程度が経過。老朽化が進んでおり大災害などへの懸念があった。このため、JAの各畜産部会長らが改築や移転、新築の協議を求める意見要望書を提出。JAは万が一の場合の事業機能の停止を避けるための最優先課題と位置づけ、検討を進めてきました。
完成した農業管理センターと本所事務所は、新規就農者の育成機能や農業者の知識向上、経営安定を図る研修機能、総合事業運営のための本所管理機能を備えている。また、施設周辺は地域住民の農業への興味や理解促進、体験農場等を目的とした「農業学びの広場」としての活用を考えている。災害時には、行政と連携し多数の避難者を受け入れることも想定している。
JAの矢吉照美組合長は「当施設は地域農業の発展及び地域貢献の一役を担う、新たな農業の拠点とすべく建設した。移転を機に、多くの方にJAをご利用いただき、組合員、地域住民の皆様に愛され、必要とされるJAを目指していく」と挨拶した。
落成式終了後は内覧会も開かれ、河野知事らも新施設を観覧しました。
