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養豚農家多頭飼養者研修会開催

【JA宮崎経済連】

 JA宮崎経済連は8月下旬、国内外競争に打ち勝つ養豚経営の実現を目的に、養豚農家多頭飼養者研修会を宮崎市で開きました。本研修会は毎年開いており、今年は生産者を含む関係者ら合わせて約113人が参加しました。
 経済連の新森雄吾代表理事会長が「厳しい畜産情勢の中、生産者及び関係者一丸となって養豚経営の安定と生産基盤の拡充を図っていくことが大切。本日の研修が皆様の今後の飼養管理や経営の役に立てることを期待しています」と挨拶しました。
 褒賞授与式では、肉豚出荷の技術を総合的に評価する優秀肉豚出荷の部において、県知事賞を獲得した南国興産(株)の都城ファームをはじめ、5つの企業または個人が表彰されました。また、JAグループ宮崎で取り組むベンチマーキングにおいて出荷頭数の部と離乳頭数の部で優秀な成績を収めた各2人ずつが表彰され、最優秀賞は両部門ともにJA都城の(農)萩原養豚生産組合が受賞しました。また、新規就農及び規模拡大した生産者に記念品が、長年にわたり養豚業に貢献されている生産者に功労賞が贈られました。
 研修会では同連合会養豚課の近藤祐志主査と同市内で欧風家庭料理とお菓子の教室「Passer a※ table(パッセ ア ターブル)」を開講している秋本真由子氏による「お肉博士とPasser a※ tableが教えるおもてなしレシピ」とフリーパーソナリティ柿塚日加里氏による「言葉と笑顔の開運術~明るい脳で運気アップ~」と題した講演がありました。
 経済連養豚課の井上竜行職員は「本研修会は、宮崎県内の系統農家が参加しており、研修の内容や生産者同士の情報交換の内容などを自宅に持ち帰り、今後の生活に役立てていただくことが最大の目的です。今後、養豚経営環境が厳しくなろうとしている中で生産者とともにある養豚生産基盤の構築を進めていきたい」と話しました。
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お肉博士に扮して説明する近藤祐志主査

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