令和元年度園芸生産者大会開催

【ＪＡ宮崎経済連経】

　ＪＡ宮崎経済連は9月27日、宮崎市で「令和元年度宮崎県園芸生産者大会」を開きました。同大会は、系統園芸事業の取組についての理解醸成や、ＪＡグループ一体となった生産基盤の確保、販売・物流基盤の強化を図ることを目的に開催しています。今年は「持続可能な農業」をテーマに、生産者や関係者ら合わせて271人が参加しました。
　経済連の新森雄吾代表理事会長は「近年のスマート農業の普及や物流問題など農業を取り巻く環境は大きく変わってきた。持続可能な農業を進めていけるよう、関係者が一丸となって尽力していきたい」と挨拶しました。
　大会では全国農業協同組合連合会の戸井和久チーフオフィサーが「消費・流通の変化と持続可能な農業に向けて」と題し講演し、参加者らは今後に役立てようと熱心に耳を傾けていました。また、県内の園芸女性生産者ら25人が野菜ソムリエの資格を取得したことを受け、合格証書の授与式も行われました。
　経済連販売流通課の岩下健一課長は「産地の発展と農業の持続可能性を意識し、生産者・関係機関一体となって新たな取り組みなどを展開していきたい」と話しました。