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- JA訪問活動・自己改革の理解求める
JA都城は7月、自己改革実施項目のひとつに掲げている「組合員との徹底した話し合いの実施」を実践し、組合員の声を今後のJA経営に反映させていくため、管内の全正組合員を対象とした意見要望調査を実施しました。今回、初の試みとして9月に意見要望のあった組合員のもとを役職員が訪問し、調査の際に出た問いに対して直接回答する訪問活動を行いました。
同JAでは、これまでも全正組合員への意見要望調査を実施し、毎月発行している広報誌へ回答の一部を抜粋して掲載することで対応してきましたが、今年は更に組合員との話し合いの場を充実させるため、役職員が直接、組合員のもとへ出向き回答する訪問活動を実施することとなりました。
9月30日に同JAの久保順一組合長と三股支所の職員2人は、三股町で施設キュウリを栽培する中原孝博さんのもとを訪問し、中原さんの「農薬や肥料、燃料等の経費が高く経営を圧迫している。現状のままでは、農業に携わりたいと考えている人達に農業の魅力を伝えられない」という問い掛けに対し、久保組合長は、意見を頂いたことへの感謝の言葉を述べた後、「JAでは価格に見合う品質に間違いないものを組合員に届けており、万が一の場合もアフターケアもしっかりと行う。その中で資材等の一括仕入れなどによるスケールメリットを活かす取り組みや、農繁期の燃油代割引対策など、低価格で提供できるようJA独自で取り組んでいる。その他にも経費削減につながる補助事業もあるので支所や指導員に遠慮なく相談していただきたい」と回答し、理解を求めました。
JAでは訪問活動を積極的に展開することによって、組合員にJA自己改革への理解を求めていきます。