
JA延岡養豚部会の伊東愛二会長(45)は「お肉博士1級」を取得したことで「ソーセージ作り教室」などを通して熱の入った普及活動を展開しています。「肉を食べると太ると言う固定概念は捨ててほしい。たんぱく質の豊富な肉はパワーの源。筋肉量が増えるので特にお年寄りには肉を勧めています。」と伊東会長。幅広い知識を武器にお肉ファン獲得に奔走しています。
「お肉博士1級」は昨年、第7回お肉検定試験(全国食肉検定委員会主催)で取得しました。受験によって肉の生産から流通、消費、管理、調理に至るまでのさまざまな知識を習得しました。
伊東会長は就農15年目で、児湯郡川南町の養豚農家などで10年間みっちり修業した後、5年前に独立。農場は同郡都農町にあり、母豚含め約500頭を飼育しています。
2年前には川南町と都農町の若手6人と生産者グループ、宮崎ブランドポーク「愛豚隊(あいとんたい)」を結成。宮崎の豚肉ブランド「愛豚隊」の消費拡大、PRにも力を入れています。
「この仕事が好き。理屈抜きに豚が好き。」そう話す伊東さんの夢は地元に農場を構えることです。「延岡市に良い土地があったら移転したい。」と並々ならぬ決意を見ています。
