宮崎県農協青年組織協議会は23日、宮崎市で第62回JA宮崎県青年大会を開きました。意見発表があり、組織活動実績でJA西都青年部の井上周洋さん、青年の主張でJAえびの市青年部の色増拓真さんが最優秀賞に輝きました。12月に福岡県で開かれる九州大会に県代表で出場します。部員ら約250人が参加しました。
組織活動では3組織が発表。井上さんは地区ごとの食育活動や、ハウス用ビニールを配送したり、張る作業を手伝ったりといった活動で地域の活性化に貢献していると訴えました。
青年の主張は13人が応募。和牛繁殖農家の後継者である色増さんは①母牛の増頭②情報通信技術(ICT)の活用③伝統文化継承など地域貢献に取り組み、「家族と豊かに暮らせるよう、後継者から経営者を目指す」と思いをPRしました。
田邊貴紀委員長は登壇者に「青年部活動や農業・地域への思いを発表してほしい」とエールを贈り、参加部員には「発表内容を明日からの営農の糧(かて)にして」と呼び掛けました。
看板・アートコンクール、動画コンテストも開きました。主な表彰は次の通りです。
▽手づくり看板=JA西都(三納支部)JA串間市大束▽アート=JAはまゆう▽動画=JA宮崎中央、JA西都